2017年01月25日

森本美由紀公式ブログについて

こちらの公式ブログでは、ご遺族の意思に基づき、イラストレーター森本美由紀の情報を紹介してまいります。

2013年10月以降、森本美由紀名義で発表された作品、関連を印象づける商品及び展示物等で当ブログに掲載のないものは、ご遺族及び森本美由紀本人の意思とは無関係であり、承認されたものではありません。
なお、今後、森本美由紀に関する情報につきましては、当ブログでお知らせする予定です。
森本美由紀に関する問い合わせは morimotomiyuki.info@gmail.com までお願い致します。

また左サイドバー内、お問い合わせフォームもご利用いただけます。
「morimotomiyukiオフィシャルサイト」
posted by 森本美由紀オフィシャル at 21:08| 森本美由紀公式ブログについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月19日

森本美由紀と山岸凉子

とはいっても森本さんと山岸凉子先生がお友達だったわけではなく、
森本さんが山岸作品のファンだったのです。

セツに入学したての夏、森本さんは同期のお友達とふたり、長野かどこかの
ペンションでバイトをしたことがありました。
バイトをふたり雇ったにもかかわらず「すンごく暇」だったそうで、
毎日なにをしていたかというと
「山岸凉子の『アラベスク』が全巻揃っていたので、夏中ず〜っと読んでいた」
のだそうでw。なんとも羨ましいバイト生活です。
私も山岸先生の大ファンなのですが、なぜか『アラベスク』は読んだことがなく
「だってバレエ漫画なんでしょ?」と言ったとたんに、
「いや、あれはただのバレエ漫画ではないのよ〜」と熱く語ってくれたのを覚えています。

山岸作品に描かれる人間の深層心理、正常と異常、現世とあの世の端境感。
独特なサイコホラーの妙は、他の追随を許さない気がします。
森本さんは、スプラッタはけっこう平気だけど、いわゆる「怪談」が超苦手で、
「私の前でオバケの話は絶対にしないでねッ」と早期に釘を刺されていましたw。
でも一度だけ「今まで読んだ漫画の中で、いちばん怖かった作品はどれか」
という話になり、これが二人揃って山岸作品の『汐の声』でした。
霊感少女として人気を集める女の子が、テレビの取材で他の霊能力者と共に
幽霊屋敷に潜入して…。と、こう書いてもあの怖さは絶対に伝わってこない〜。
とにかく私たちふたりが互いをちょっといじめたくなったときには
「あたし、なぜだかアレが怖い」とか「イヤッ、これ古い!」など
作品に登場する言葉をチラと耳元で囁くだけで涙目になるので、ときどき
使わせてもらっていましたw。

現在、弥生美術館では、そんな森本さんも大好きだった山岸凉子先生の
展覧会が開催されています。
『アラベスク』『日出処の天子』などの美しい原画が200点以上!
ぜひ足をお運びくださいね♪
今月末で作品が入れ替わるので、私も2回行こうと思っています。
詳細はコチラ。

http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/now.html



posted by チロリン at 15:38| 弥生美術館・森本美由紀展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月14日

作品の寄託作業が完了しました

10月7日〜9日にかけて岡山のアトリエに出向き、作品の寄託作業をしてきました。
参加したのは、保存会からは私・井出千昌、『ファッションイラストレーションの描き方』の
編集を担当した村井たかこ、岡山在住のイラストレーター、森シホカ。
岡山県立美術館からは、主任学芸員の福冨 幸さん、岡美に橋渡しをしてくださった
イラストレーターの岡本ヒデヨさん他3名。
また、弥生美術館から目録本の編者である学芸員の内田静枝さんが同行してくださいました。

3日間をかけて整理・確認した作品の総数は3000点以上。そのほぼ全てが、無事に美術館に
納められました。
何しろ点数が多く、バリエーションも豊富な森本さんの作品群。
今後は県立美術館の併設展として年に1〜2回、「ファンシー系」「スタイル画」
「クロッキー」など、ジャンルごとに分けて随時展示をしてくださるとのこと。
初回は来年の桜の頃を予定しているそうです。

寄託作業の様子を、いくつか写真でご紹介しますね。

*過去の回顧展で展示されず、アトリエに残っていた作品は、井出と村井、内田さんで
初期作品、ペン画、スタイル画、カルチャー系、雑誌掲載分などに分け、もんじょ箱に収納。
ベッドサイド.JPG

*代表作はスタイル画といわれる森本さんですが、いちばん点数が多かったのは、4色の
ペン画でした。色指定を好まず、すべて自分で色づけをしていたので、どのカットもそのまま
ポストカードにできるほど素敵。
ペン画.JPG

*完成品は一部を除き、アトリエで保管することに。これはマークスから発売された
スケジュール帳の一部。1点ずつ取り出してもんじょ箱に収め、残りは元の場所に
戻しました。
マークス.JPG

*お隣の部屋では岡美チームと保存会の森が過去の回顧展で使用したイラストなどを確認。
アトリエに残されていた作品もジャンル分けが終了次第、こちらの部屋へ。
仕分けが終わったものから1点ずつ写真を撮り、再度箱へ戻すという作業が延々続きました。
寄託1.JPG

*資料もジャンル分けして収納。傷みの激しいものは、1冊ずつ薄紙で包んで保管しました。
資料写真.JPG

*なかにはまったくの趣味で描いた仕事以外の作品も。
これは当時夢中だったネオGSバンド、ザ・ファントムギフトのライブ告知ポスター。
こんなのいつの間に描いてたんだ? レアすぎる〜。
岡崎京子さんと初めて会ったのも同バンドのライブだったし、おまけに私は後にベースの
サリー久保田と結婚し、結婚通知も森本さんに描いてもらったのでしたw。
このテの趣味モノもカルチャー箱へ収納。
サイズ中.JPG

*確認が終わった箱は紐で縛り、いったん廊下へ。
森本さんが仔猫の頃から可愛がっていたクロちゃんが見張り役w。
寄託8.JPG

*何もかも片付けてしまうのではなく、森本さんの気配は極力残しました。
アトリエ奥にあるキッチンも、当時のまま。
森本キッチン4.JPG

*壁にかけられた小さなフォトフレーム。幼い頃の森本姉弟。
森本キッチン3.JPG

*ちょこっと飾った秋のアレコレ。キノコの小物とか、好きだったなァ。
森本キッチン.JPG

寄託を終えて思ったのは、これで私がいつかこの世から消えてしまっても、森本さんの作品は
末永く展示され続けるだろうということ。
「森本美由紀 生誕100年」の展覧会とか、そんなこともあながち夢ではないのだと思うと、
なんだか不思議な気持ちです。。。
とにかく無事に寄託が済んで、まずはホッとしました。



posted by チロリン at 01:08| 岡山県立美術館・森本美由紀展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月16日

岡山県立美術館に森本作品を寄託いたします

この度、2月に開催された「森本美由紀 回顧展」でお世話になりました岡山県立美術館に、
主要な森本美由紀作品を寄託する運びとなりました。

岡山県立美術館には作品の寄託制度があります。
これは作品の保管に困る所有者(留守がちである、高齢であるなど)、あるいは
所有者は手放すつもりはないけれど、美術館側がぜひ展示したい作品のためにある制度です。
寄贈ではなく寄託ですので、作品に関するすべての権利はこれまでどおりご遺族にあり、
他館の展覧会に出品するなど、作品に関わる判断は所有者が行うことができます。
美術館は保管場所を提供するかわりに、自館での展示等に作品を活用することができる
ということが条件となります。

実は、このお話をいただいたのは半年ほど前になります。
津山のアトリエは陽当たりがよく、また、日中と夜間の気温差が激しいこともあり、
作品の保管に適しているとはいえない状態でした。
回顧展終了後、県立美術館から作品を返却した際に、アトリエの状況を見た学芸員の方が
県立美術館の館長さんに現状を説明したところ、
「ときどき展示をさせてくれるなら、預かってもよい」とおっしゃってくださったそうです。

画家ではなく、イラストレーターの作品を公立の美術館が無償で預かってくださるというのは
日本ではあまり前例がなく、ご遺族ならびに関係者一同、この願ってもない申し出に
大変喜んでおります。

10月初旬より、保存会メンバーと弥生美術館の内田学芸員がアトリエに出向き、
岡山県立の学芸員の方と作品の寄託準備を始めます。
寄託の経緯、進展状況などは、また追ってご報告いたします。


posted by チロリン at 14:50| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月26日

毎回かわいい!弥生美術館の限定ドリンク

弥生美術館で開催中の「オサムグッズ展」、もう行かれましたか?
森本美由紀の原点ともいうべき原田治先生が手掛けた数々のグッズや
貴重な原画に、ぜひ会いにきてください。
9月22日(祝・木)は100名様限定でサイン会が開かれますので、
特におススメ!
詳細は以下の通りです。

http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/now.html

また、美術館にお出での際には、併設のカフェ「みなと屋」で、期間限定の
ミントチョコドリンクをぜひぜひ!!!
絵柄はジル、ジャック、キャット、ドッグの4種類。
誰と出会えるかはお楽しみ♪
オサム展メニュー印刷.jpg

tanuさんと私がオーダーしたときは、ジルとキャットでしたが、
つい全種類揃えたくて、その後保存会メンバーや友人たちでコンプリートしましたw。
ミント3.JPG

「オサムグッズ展」は9月25日まで。
オサムグッズ公式サイトにレセプションの様子がUPされています。参考までに〜♪

http://www.osamugoods.com/news/
posted by チロリン at 15:16| 弥生美術館・森本美由紀展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする