2015年07月29日

第2回、第3回の「午後3時のゲリラ・トーク」の内容報告

7月26日(日)と28日(火)に、第2回、3回の「午後3時のゲリラ・トーク」が行われました。

26日は、森本さんが主宰した活動、Rune Doll Associatesについて。
元メンバーの谷川里砂が、当時の思い出を交えお話しさせて頂きました。

Rune Doll Associatesとは、イラストレーター・内藤ルネさんの「それいゆ」時代のお人形を作る
トリビュートグループ。活動期間は2001年から1年間程でしたが、森本さんの入念な企画と宣伝力、
ディレクションの的確さから展示は大盛況、その後のルネさん再ブレイクのきっかけとなりました。
当日は、ジュニアそれいゆ、森本さんが制作した企画書、掲載された雑誌記事(SO-EN)、
当時グッズとして作ったフェルト製の黒ネコ・マニフィック、展示品として作ったらくがきエプロン
などを資料として持参しました。

Associatesの活動は、ルネさんの許可を得て、著作権を犯すことのない範囲で、趣味として行っていました。
2001年頃の森本さんは仕事面でも売れっ子で大活躍、大変忙しい時期であったにも関わらず
趣味でありながらその精力的な活動ぶりは、彼女の責任感の強さと粘り強さを感じるものでした。
トーク中、「イラストレーターなのに、なぜルネさんの絵よりお人形に惹かれたのか?」と
質問を受けましたが、もちろん森本さんは、ルネイラストのデフォルメセンスや明るくキュートなところも
好んでいましたが、それよりも、ルネさんの作るお人形のオシャレさに惹かれていました。
「それいゆ」では多くの若手クリエイターが活躍していましたが、その中でもルネさんは
群を抜いてあか抜けて光っていました。お人形の背景の小物に使われた雑誌「SEVENTEEN」が
森本さんが好きな号と同じだったりして、きっとそういった偶然も楽しく感じたのではないかと思います。

一つ伝えきれなかった話として、森本さんと弥生美術館との繋がりについて。
2002年に弥生美術館で内藤ルネ展が行われた際に、Associatesの作品を一部展示協力したのですが
担当の主任学芸員の中村圭子さんには、Associates発足当時からずっと見守っていただいていました。
2004年に弥生で長澤節展が行われることになった時は、森本さんは弥生とセツ・モードセミナーとの
橋渡しとして行動したそうで、その時の学芸員が、森本展を担当されている内田静枝さんです。
人との繋がりを強く感じると共に、今回このように弥生美術館で森本美由紀展が開催されていることを
本当に有難く、嬉しく思います。

らくがきエプロン.jpg

らくがきエプロン着用の図。ポーズはそれいゆ風に!
製作途中、諦めようかと相談したら「途中で止めるな」
「結果を出してから判断するのよ」と言われてハっとした思い出。


また当日は、津山高校時代のご友人もお見えになり、当時の森本さんのお話をしてくださいました。
*陸上部なのによく遅刻をしていた
*いつも色々なクラスを飛び回っていて「ろうかとんび」と呼ばれていた
*長いスカートを履いていて、かばんがぺっちゃんこだった(!)

等々、東京に来てからの森本さんからは想像もつかないような?、いややっぱりずっと同じだったんだw、
という、楽しいお話を伺うことが出来ました。


28日は、森本一家御一行が、岡山、大阪、東京から、と総勢13名でご来館。
学芸員の内田さんが司会となって、アットホームな雰囲気でお話を伺う機会となりました。

お母様にマイクを握っていただき、途中、弟さんやいとこの方のお話を挟みながら
*子供の頃から絵ばかり描いていた(お父様お勤めのグンゼの、ストッキングの台紙によく描いていた)
*学生時代は遅刻魔。お母さんが、カバン、弁当までセットし、向きを整えた自転車に急いで飛び乗って
 学校に通っていた。
*高校時代はハードロックを聴いていて、弟さんも影響を受けた。レッド・ツェッペリンや
 ディープ・パープルなど。ミッシェル・ポルナレフなんかも聴いていた。
*美術系の大学に行きたいと進路で迷っていたが?の質問に(展示物に友人宛の進路相談の手紙が
 あることにかけて)、それまではそれ程にも見えなかったが、高校時代から目覚めたようだ。
*岡山に戻ってからは、部屋を真っ白に改装した。階段も自分で真っ白に塗った。
などなど。

森本ファミリーは皆さまにどこか森本さんの面影があって、それがとても微笑ましかったです。
ご親族の方々にとっては岡山に住んでた「みーちゃん」。
東京で展覧会が開かれるほどの存在だということに、驚きと歓びと、居なくなってしまった寂しさを
感じておられたようで、こちらも胸に迫る思いでした。

ご親族の皆さまには、朝からのハードスケジュールの中快くインタビューに応じてくださり
おかげで館内皆、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。


さて森本美由紀展会期中、まだまだイベントが続きます。
次は8月9日15時からの、イラストレーター・穂積和夫先生のギャラリートークです。
入館料のみでご覧いただけます。
その他、ゲリラトーク、有料イベントもまだまだありますので、是非何度でも足をお運びくださいね。
詳しくは、弥生美術館HPでご確認下さい。
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/event/event.html
posted by tanu at 15:04| 弥生美術館・森本美由紀展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「タマちゃんどらやき」、そのセットの全貌が明らかに!

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港やで出される「タマちゃんどらやき」、セット・メニューが完成しました!
懐紙には一服のお茶を愉しむタマちゃんが♪
ほどよき甘さのタマどらにエビせんべい2枚つけて甘辛バランスをとろうとは、
「ニクいよこのォ、港や!」ですw。
弥生美術館にお越しの際には、どらやきフンワリめしあがれ(^.^)
タマちゃんカプチーノもよろしくねン。


あんころりんプロデュース、タマちゃんどらやきの詳細は、こちら。
http://yuki-ssg.seesaa.net/article/423101774.html#more

posted by チロリン at 13:15| 弥生美術館・森本美由紀展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

代官山蔦屋書店で「森本美由紀フェア」開催!

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『女の子の憧れを描いたファッションイラストレーター 森本美由紀』(内田静枝編)と
『タマちゃん the Onion もうひとりの森本美由紀』(森本美由紀 作品保存会編/
ともに河出書房新社)の発売を記念し、8月1日から31日まで、代官山蔦屋書店で
「森本美由紀フェア」を開催します。
新刊2冊の他、森本美由紀の関連書籍、影響を受けた書籍なども展開。
期間中に、サエキけんぞうさんとニッキーさんのトークショーも開催予定です。

*開催概要*

会期:2015年8月1日(土) - 8月31日(月)
会場:蔦屋書店2号館 1階 ブックフロア
開館時間:7:00〜翌2:00(営業時間)
主催:代官山 蔦屋書店
協力:森本美由紀 作品保存会
お問い合わせ:03-3770-2525

http://tsite.jp/daikanyama/event/005013.html

posted by チロリン at 10:53| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする