2016年09月16日

岡山県立美術館に森本作品を寄託いたします

この度、2月に開催された「森本美由紀 回顧展」でお世話になりました岡山県立美術館に、
主要な森本美由紀作品を寄託する運びとなりました。

岡山県立美術館には作品の寄託制度があります。
これは作品の保管に困る所有者(留守がちである、高齢であるなど)、あるいは
所有者は手放すつもりはないけれど、美術館側がぜひ展示したい作品のためにある制度です。
寄贈ではなく寄託ですので、作品に関するすべての権利はこれまでどおりご遺族にあり、
他館の展覧会に出品するなど、作品に関わる判断は所有者が行うことができます。
美術館は保管場所を提供するかわりに、自館での展示等に作品を活用することができる
ということが条件となります。

実は、このお話をいただいたのは半年ほど前になります。
津山のアトリエは陽当たりがよく、また、日中と夜間の気温差が激しいこともあり、
作品の保管に適しているとはいえない状態でした。
回顧展終了後、県立美術館から作品を返却した際に、アトリエの状況を見た学芸員の方が
県立美術館の館長さんに現状を説明したところ、
「ときどき展示をさせてくれるなら、預かってもよい」とおっしゃってくださったそうです。

画家ではなく、イラストレーターの作品を公立の美術館が無償で預かってくださるというのは
日本ではあまり前例がなく、ご遺族ならびに関係者一同、この願ってもない申し出に
大変喜んでおります。

10月初旬より、保存会メンバーと弥生美術館の内田学芸員がアトリエに出向き、
岡山県立の学芸員の方と作品の寄託準備を始めます。
寄託の経緯、進展状況などは、また追ってご報告いたします。


posted by チロリン at 14:50| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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