2016年07月23日

森本美由紀と『暮しの手帖』

暮しの手帖表紙.JPG

現在NHKで放映されている朝ドラ「とと姉ちゃん」。主人公はご存知のように
『暮しの手帖』の創業者、大橋鎭子さんをモデルとしています。
ドラマは編集長に花森安治さんを迎え、創刊号を出版したところまで進み、
いよいよ佳境に突入。毎朝楽しみに観ている人も多いのではないでしょうか。

森本さんが20代後半の頃、ふたりでこんな話をしたことがあります。
「これまでたくさん雑誌の仕事をしてきたけれど、まだ仕事をしたことがない雑誌で、
到達点として1冊名前を挙げるとしたらどれか」
答えは二人揃って『暮しの手帖』でした。

広告を一切入れないからクライアントにおもねることもない。
指針はガンとしてぶれず、シンプルでいて美しい。
「電気釜の炊き比べ」などといった実名を出しての商品テストができたのは、
世界広しといえども『暮しの手帖』だけだと思います。
だから森本さんが初めて同誌から仕事の依頼を受けた時は、本当に嬉しそうでした。
トビラを開き、まずあるのが花森さんの言葉。
そのつぎの目次ページに、森本さんのカットが使われることになったのです。
連載だったのか単発だったのか、そのあたりはよく覚えていませんが、
筆のイラストではなく、布を使ったコラージュでした。

暮しの手帖2.JPG

よほど嬉しかったのか、それとも私を編集部に紹介しようと思ってくれたのか、
森本さんに誘われて、一度『暮しの手帖社』を訪ねたことがあります。
コンクリートの打ちっぱなし、テラスハウスのような外観。日よけに
大きな布のシェードが使われていて、とても会社とは思えない素敵な出版社。
居心地の良い空間で、当時編集長だった高野容子さんに、雑誌づくりのお話を
伺って帰りました。

その高野さんと、先日パレットクラブ『二人展』のレセプションで再会しました。
「弥生美術館での回顧展のときに、森本さんの作品が掲載された本を贈呈したのですが、
展示されなかったとのことで学芸員の方が返却してくださいました。
これは保存会にお渡しした方がよいと思い、今日、お会いできるのではないかと思って
持参しました。これで今日の大きな目的が果たせました」
そうおっしゃって渡してくださったのが、ここに掲載した『暮しの手帖2006 6・7月号』です。

この号では、目次カットのほかに、巻頭で森本さんのイラストが8ページに渡って
掲載されています。
タイトルは「あなたの旅をお手伝い」。タイトルカットのほかに、旅先で重宝する
カーディガンの着こなしを7パターンのイラストで紹介しています。

暮しの手帖3.JPG

暮しの手帖1.JPG

嬉しかった。本当に。。。
『暮しの手帖』の根底にあるのは、こういう気遣いや心配りなのだと実感しました。

この号の販売は終了してしまいましたが、「雑誌を読み捨てにしない」がモットーの
『暮しの手帖』、入手可能なバックナンバーもたくさんあります。
最新刊はもちろんですが、心に留まる内容がありましたら、ぜひ購入をお薦めします。

*『暮しの手帖』バックナンバー 
https://www.kurashi-no-techo.co.jp/list/honshi

posted by チロリン at 16:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月19日

熊本地震

連日強い余震を繰り返し、緊迫した状態が続いている熊本地震。
森本さんと保存会代表・井出千昌の友人で、水引作家の内野敏子さんも
熊本市内で被災しました。
自ら避難所生活を送りながら、ブログで情報提供をしたり、炊き出しを
されたりしています。
↓日々の状況はこちらから。
http://uchinotoshiko.jugem.jp

熊本県では、平成28年熊本地震によって被害を受けられた被災者を支援
するための義援金を、4月15日(金曜日)から6月30日(木曜日)まで
募集しています。
https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15416.html

コンビニ各社でも、募金受付を開始しました。
みなさま、ご協力のほど、何とぞ宜しくお願いいたします。

    
                             井出千昌


posted by チロリン at 11:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月14日

打ち上げ&体力式ゼリー

11月10日、「森本美由紀展」の打ち上げをしました。
岡山在住のシホカさんもかけつけて、保存会メンバー全員でのランチ。
場所は東大構内のイタリアンレストラン「カポ・ペリカーノ」です。
http://www.capo-p.com

医学部研究棟13階にあり、窓からはスカイツリーが見えて眺めも最高。
学生ではなく、教授やご家族のため?という感じの、
リッチなレストランでした。
情報を提供してくれた弥生学芸員の内田さん、幹事として日程調整、
予約をしてくれた保存会メンバーの落合恵さんに感謝♪

この日、私たちが頼んだのは「カポコース」。
前菜、パスタ、ドルチェ、カフェで¥1,290とリーズナブル。
美味しかったです!

*本日の前菜 生ハムのサラダ
カポペリカーノ1.JPG

*本日のパスタ ズワイガニのクリームパスタ
カポペリカーノ2.JPG

*本日のドルチェ ごまプリンと説明されたけど、出てきたのは
なぜかガトーショコラ
カポペリカーノ3.JPG

ランチのあとはお座敷のある学食「メトロ食堂」に移動して、持ち寄った
お菓子を食べながら、お座敷に上がりこんで長々と女子会w。

*パイナップルは食堂で購入
メトロ食堂.JPG

それにしてもコーヒー¥80とは! 学食おそるべし!
http://www.utcoop.or.jp/ft/info.html

無駄話9割?の女子会でしたが、ちゃんと今後の活動内容や作品管理の話、
会計報告などもして(経理担当のtanuさん、毎回こまごまとしたお金の
出し入れ、っていうか出て行く一方だけど(^^;)、収支説明、ありがとう
ございます!)ああ、ついに弥生も終わったんだなと実感することしきり…。

今回の「森本美由紀展」、来館者数はなんと9,761名だったそうです。
3ヶ月間の開催だったので、単純計算しても一日100名以上!
たくさんの方に観ていただくことができて、本当に感無量です。

森本展は、弥生のラインナップとしては少々冒険だったのだそう。
でも、とても好評だったので、これからは新しいものを開拓していこう
という流れになっているとのこと。
現在展示されている「陸奥A子×少女ふろく展」も好評で、次回は
『わが青春の「同棲時代」上村一夫×美女解体新書展』。
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/next.html

…いろんな意味ですごそう。
これからも弥生美術館から目が離せません〜。

ところで…。
ニッキーさんとふたりで東大前駅を降りて、遅刻ギリギリでレストランに
向かう途中、構内のコミュニケーションセンターに、気になる看板を発見。

「好評! 体力式ゼリー」&「冷えた体力式ゼリー あります」

体力式ゼリー? なんだそれは!
「なんでしょう、とっても気になります!」とニッキーさんも興味津々なので、
帰りがけにセンターに寄ってさっそく購入しました。
それがこれ。
体力式.JPG

「100年に及ぶ東大のアミノ酸研究の末に誕生した、大人気のエネルギー
補給飲料」でした。
ゼリー状でリンゴ味。ウィダーみたいな感じ。
すんなり飲めるし、続けて飲めば体力、気力、集中力がアップするという
なかなかのシロモノなのですが、難点があるとすればパッケージかな。
各所から苦情があったのか「飲み方カード」というのがついていて、
それによると

1. ストローをすぐにささない
2. 4つの角を起こす
3. 蛇腹下のストッパーを中まで入れる
4. 潰しながら飲む

これを怠ると中のゼリーが出てきて大惨事になります。
東大よ、中身の開発のつぎはパッケージの改善だ!
美味しいのでリピするから、ぜひ頑張ってくださいw。







posted by チロリン at 19:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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