連日、多くの方が見に来て下さいました。
16日の搬入時「どうしても日にちの都合がつかずダメ元で来てみた」と遠方からいらした方、
オープン前から待って下さっていた方々、森本さんの高校時代の同級生、デビュー当時からの仕事仲間、
セツやパレットの生徒さん、DMで初めて亡くなったことを知って駆けつけてきて下さった方、・・・などなど。
1週間と短い期間でしたが、足を運んで下さった皆様、気にかけて下さった皆様
本当にありがとうございました。


小さなオマケとして、会場でお出しするお茶の紙コップにタマちゃんシールを貼っていました。

レアアイテムとしてコオニちゃんも。
300ほど用意していましたが3日目で終わってしまいました。
全然足りなかった。次の日から来られた方、ごめんなさい。
初日、長くクロッキーモデルを務めていたNickey。ブリジット・バルドーのポスターの前で。

「ひゃ〜ん」
タマちゃんも大感激☆

下段にあるのはmcシスター、タマちゃん連載最終回。
初日には、セツ・モードセミナー元講師、穂積和夫先生、星 信郎先生もお越し下さり
締めの言葉を頂きました。
「ファッションイラストレーション」とは、
中原淳一から始まる日本のファッションイラストレーションの系譜の中に森本美由紀が居ること、
現在のイラスト界におけるスタイル画=ファッションイラストレーション/森本美由紀の意義、などなど。
ファッションイラストレーションは時代を切り取る、現代の浮世絵である。
スタイル画を描くには、ファッション性とデッサン力の高さが必要である。
写真を見るだけの観念的なものではなく、人物をデッサンして描く中からスタイル画のリアリティが生まれる。

まるで講義を受けているような、ためになるお話をして下さり
ファッションイラストレーションの理解を深めることが出来ました。
同時に、ルネ・グリュオー、それいゆ、長澤節、セブンティーン、バービー、アメリカンコミック、・・・
好きだったものを見事に吸収し、「森本美由紀」にしか描けない作品へと転化させた森本さんの凄さを
改めてしみじみと感じました。
手さぐりで始めた回顧展、様々な方々に協力を頂いて、形にすることが出来ました。
私も、回顧展実行委員として、展示に関わることが出来て幸せでした。
沢山の方に感謝!!!
そしてそして、来年2015年7月から9月の約3か月間、弥生美術館での
森本美由紀展が決定しました。
今度はもっと長い期間、より多くの作品を見て頂ける機会です。
一ファンとしても、今から楽しみです!
(個人ブログより転載)