弥生美術館での「森本美由紀展」は、27日をもちまして
好評のうちに終了いたしました。
最終日の来館者数は会期中最高の423名!
用意していたグッズもひとつ残らず完売し、大盛況でした。
7月3日から始まった森本美由紀展ですが、会期中にこれほど
たくさんのイベントを開催したのは、弥生美術館始まって以来
なのだそうです。
改めて振り返ってみると…。
*7月2日
開催前日に開かれた内覧会では、美術評論家の山田五郎さんが
シックと可愛さを融合させた、森本独自の世界観を解説。
http://info-morimoto.seesaa.net/archives/20150716-1.html*7月19日
第1回「午後3時のゲリラ・トーク」
保存会を代表し、井出千昌が友人の視点から、森本さんの
仕事の裏話などをお話ししました。
http://info-morimoto.seesaa.net/archives/20150720-1.html*7月26日
第2回「午後3時のゲリラ・トーク」
保存会の谷川里砂が、森本さんが主宰した活動、Rune Doll Associatesについて、
思い出話を交えながら解説。
*7月28日
第3回「午後3時のゲリラ・トーク」
森本さんのお母様にマイクを握っていただき、弟さんや従姉妹の方のお話も
挟みながら、森本さんの素顔を紹介していただきました。
http://info-morimoto.seesaa.net/archives/20150729-1.html*7月30日
代々木上原の888ブックスで「夏のタマちゃん祭り」開催。
http://info-morimoto.seesaa.net/archives/20150728-1.html
*8月9日
穂積和夫先生によるトークイベント。戦後のファッション・イラストの流れと
森本美由紀の位置づけを、わかりやすく解説してくださいました。
http://info-morimoto.seesaa.net/article/424306911.html*8月17日
代官山蔦屋書店で1ヶ月に渡って開かれた「森本美由紀フェア」に伴い、
クロッキーモデルのニッキーさんとサエキけんぞうさんによるトーク
イベントを開催。司会は井出千昌、映像資料は吉田宏子
(共に保存会メンバー)が担当しました。

*8月23日
荻窪の「6次元」で「森本美由紀ナイト」開催。
第一部:知られざる森本美由紀/内田静枝さん(弥生美術館学芸員)
第二部:デッサン会/星信郎先生(画家であり、森本さんの恩師)&
ニッキーさん

*8月27日
第4回「午後3時のゲリラ・トーク」
森本さんのクロッキーモデルだったレイカさんが、スライドで秘蔵資料を
上映しながら、思い出を語ってくださいました。
http://info-morimoto.seesaa.net/archives/20150828-1.html
*8月29日
「森本美由紀ナイト!」第一夜
サエキけんぞうさんと沼田元氣さんによるトークイベント。
おふたりと森本さんが参加していた句会の思い出から森本作品に見る
エキゾティシズムにまでお話が広がり、この集いを詠んだ俳句も
披露してくださいました。

*9月5日
「森本美由紀ナイト!」第二夜
渋谷系ポップカルチャーを牽引した信藤三雄さん(アートディレクター)、
橋本徹さん(音楽プロデューサー/カフェ・アプレミディ店主)、
山本ムーグさん(DJ/グラフィックデザイナー)によるトークイベント。
時代のアイコンとなった森本作品の魅力を、デザイン面から解説。

*9月12日
午後5時のゲリラライブ敢行!
出演:ニッキー(vocal)
CROSS(gutar/the LEATHERS、風ニ吹カレテ)
サリー久保田(bass/ex.ファントムギフト、スクーターズ)
http://info-morimoto.seesaa.net/archives/20150914-1.html今回の展覧会ではたくさんの方のお話を通し、これまで気づかなかった森本作品の魅力を
改めて発見することができました。
弥生美術館で開催したことも意義深く、特に森本作品に影響を与えた少女マンガとの関連性
などは、学芸員の方が幼少期〜高校時代までの作品を発掘し、展示してくださったことで、
初めて明確になった気がします。
国会図書館に何度も足を運び、調査を進めてくださった学芸員の内田静枝さんをはじめ、
弥生美術館のスタッフのみなさまに、この場を借りて御礼を申し上げます。
そして、この展覧会に来てくださったすべてのみなさまに、心から感謝いたします。
本当に本当に、ありがとうございました。
弥生での展覧会は終わりましたが、今後の展示予定については、近々ブログにUPいたします。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!