「ときめくファッション」と題された展示の一部、「森本美由紀&ファッション」では
島根県立石見美術館のコレクションからのドレス3点を展示し、創作の源となった
1950年代と60年代のファッションと共に作品集「システム・デ・ラ・モード」、
「ルック・オブ・ラブ」に掲載された作品を主に、スタイル画10点を展示しています。
*銀色のアルミニウム板を真鍮の金具でつないだパコ・ラバンヌの
イブニングドレス(1966年制作)。
「ルック・オブ・ラブ」のカバーは、このドレスにインスパイアされたものと
思われます。
*黒の絹ベルベットと絹ファイユの組み合わせが面白い
ピエール・バルマンのイブニングドレス(1955年頃制作)。
1994 年に公開された「自転車キンクリーツカンパニー」の公演
『ダイヤルMを廻せ!』のパンフレット表紙に描かれた、グレース・ケリーを
彷彿とさせる女性のドレスにデザインがよく似ています。
バルマンの左後ろに見えるのは、クリストバル・バレンシアガのカクテル・ドレス
(1957年制作)。ドレス本体にレースを重ねたベビードールも、森本さんが好きだった
スタイルです。
展示は7月1日まで。
詳細は岡山県立美術館のホームページをご覧ください。
http://okayama-kenbi.info/exh_20180420/exh-30th.html