2017年03月16日

ミュージアムグッズ(新作)のご紹介

昨日より岡山県立美術館で開催されている「岡山の美術 8期」に伴い、
森本美由紀の新作グッズが発売されました。
価格はすべて税込みです。

*レターセット(封筒4枚・便せん8枚入り)¥650
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*ミニポスター(額なし・B4サイズ)¥1,000
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*ミラー(直径76o)¥550
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*マグネット(直径57o)¥420
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岡山県立美術館のミュージアムショップ「KENBI CIFAKA」で発売中ですが、
ページが整い次第、cifakaのオンラインストアでの購入も可能になります。
一般的な通信販売サイトと同様にWebページ上で商品や金額を確認し、
決済方法も代引以外のクレジットや銀行振込を選ぶことができます。
オンラインストアに商品がUPされましたら、また追ってご報告いたします。

*オンラインストア mon.cifaka
http://mon.cifaka.jp



posted by チロリン at 15:16| 岡山県立美術館・森本美由紀展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月12日

森本美由紀@岡山県立美術館、15日から

森本作品約50点を含む「岡山の美術 8期」が、3月15日から岡山県立美術館内
展示室で開催されます。
今回出展する作品の詳細は以下の通り。

*スタイル画(カラー)
「VOGUE JAPAN」とクリスチャン・ディオール等のタイアップ広告用イラストや、
ファッションブランド「スプンティーノ」のコレクションのために描いた作品など。

*スタイル画(墨)
代官山「POP TUNE」で発売された記念プレートの原画や雑誌「MINE」に使用された
作品など。珍しい自画像も出展。

*ペン画(カラー)
「オリーブ」や「アミ・ジュール」等の、中高生を対象とした雑誌のために描かれた
作品など。

*ベイビー・シリーズ(カラー)
雑誌「P.and」等に提供した、可愛らしい3頭身の赤ちゃんのイラスト。
森本さんがとても大切にしていたシリーズです。

展示に伴い、グッズも発売されます。
美術館内ミュージアムショップのほか、オンラインストアでも販売予定。
ラインナップの詳細は追って紹介いたします。

「岡山の美術 8期」
*会期:3月15日(水)〜4月16日(日)
*会場:岡山県立美術館2階展示室内
http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenbi/index.html



posted by チロリン at 23:11| 岡山県立美術館・森本美由紀展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月14日

作品の寄託作業が完了しました

10月7日〜9日にかけて岡山のアトリエに出向き、作品の寄託作業をしてきました。
参加したのは、保存会からは私・井出千昌、『ファッションイラストレーションの描き方』の
編集を担当した村井たかこ、岡山在住のイラストレーター、森シホカ。
岡山県立美術館からは、主任学芸員の福冨 幸さん、岡美に橋渡しをしてくださった
イラストレーターの岡本ヒデヨさん他3名。
また、弥生美術館から目録本の編者である学芸員の内田静枝さんが同行してくださいました。

3日間をかけて整理・確認した作品の総数は3000点以上。そのほぼ全てが、無事に美術館に
納められました。
何しろ点数が多く、バリエーションも豊富な森本さんの作品群。
今後は県立美術館の併設展として年に1〜2回、「ファンシー系」「スタイル画」
「クロッキー」など、ジャンルごとに分けて随時展示をしてくださるとのこと。
初回は来年の桜の頃を予定しているそうです。

寄託作業の様子を、いくつか写真でご紹介しますね。

*過去の回顧展で展示されず、アトリエに残っていた作品は、井出と村井、内田さんで
初期作品、ペン画、スタイル画、カルチャー系、雑誌掲載分などに分け、もんじょ箱に収納。
ベッドサイド.JPG

*代表作はスタイル画といわれる森本さんですが、いちばん点数が多かったのは、4色の
ペン画でした。色指定を好まず、すべて自分で色づけをしていたので、どのカットもそのまま
ポストカードにできるほど素敵。
ペン画.JPG

*完成品は一部を除き、アトリエで保管することに。これはマークスから発売された
スケジュール帳の一部。1点ずつ取り出してもんじょ箱に収め、残りは元の場所に
戻しました。
マークス.JPG

*お隣の部屋では岡美チームと保存会の森が過去の回顧展で使用したイラストなどを確認。
アトリエに残されていた作品もジャンル分けが終了次第、こちらの部屋へ。
仕分けが終わったものから1点ずつ写真を撮り、再度箱へ戻すという作業が延々続きました。
寄託1.JPG

*資料もジャンル分けして収納。傷みの激しいものは、1冊ずつ薄紙で包んで保管しました。
資料写真.JPG

*なかにはまったくの趣味で描いた仕事以外の作品も。
これは当時夢中だったネオGSバンド、ザ・ファントムギフトのライブ告知ポスター。
こんなのいつの間に描いてたんだ? レアすぎる〜。
岡崎京子さんと初めて会ったのも同バンドのライブだったし、おまけに私は後にベースの
サリー久保田と結婚し、結婚通知も森本さんに描いてもらったのでしたw。
このテの趣味モノもカルチャー箱へ収納。
サイズ中.JPG

*確認が終わった箱は紐で縛り、いったん廊下へ。
森本さんが仔猫の頃から可愛がっていたクロちゃんが見張り役w。
寄託8.JPG

*何もかも片付けてしまうのではなく、森本さんの気配は極力残しました。
アトリエ奥にあるキッチンも、当時のまま。
森本キッチン4.JPG

*壁にかけられた小さなフォトフレーム。幼い頃の森本姉弟。
森本キッチン3.JPG

*ちょこっと飾った秋のアレコレ。キノコの小物とか、好きだったなァ。
森本キッチン.JPG

寄託を終えて思ったのは、これで私がいつかこの世から消えてしまっても、森本さんの作品は
末永く展示され続けるだろうということ。
「森本美由紀 生誕100年」の展覧会とか、そんなこともあながち夢ではないのだと思うと、
なんだか不思議な気持ちです。。。
とにかく無事に寄託が済んで、まずはホッとしました。



posted by チロリン at 01:08| 岡山県立美術館・森本美由紀展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする