2018年04月06日

「原田治のイラストレーション展」始まります

スクリーンショット 2018-04-06 14.03.52.png

明日、4月7日(土)より、パレットクラブ特別企画
「原田治のイラストレーション展」が始まります。
今回の展覧会では原田先生が仕事を始めた70年代〜80年代の作品を中心に
紹介されるとのこと。
まさしく森本美由紀が夢中になっていた時期ですね。
トークショー&レクチャーもありますので、この貴重な機会をどうぞお見逃しなく!

*詳細は以下のとおりです♪
http://www.osamugoods.com/news/180320.html
posted by チロリン at 14:07| パレットクラブスクール 二人展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月21日

原田治著『ぼくの美術ノート』に寄せて

ぼくの美術ノート.JPG

原田治先生の新刊『ぼくの美術ノート』が亜紀書房より発売されました。
名著『ぼくの美術帖』から三十余年、アートは美術館のみで鑑賞するものではないことに
気づかせてくれる、素敵な1冊です。

http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=804&st=4

原田先生は、森本美由紀のイラストレーターとしての転機を作ってくださった方でした。
森本美由紀没後も事ある毎に相談にのっていただき、保存会にとってもかけがえのない
存在です。
ご逝去のお知らせを受け取った直後は指針を失った喪失感に言葉もなく、その悲しみは
筆舌に尽くし難いものがありました。
けれど、一ファンとしても「大好きだったのに。悲しい」といつまでも後ろを向いて
いるのは、先生の本意ではないと思い直しました。
今はひとりでも多くの方に、新刊を通して独自の視点で切り取った美の数々を感じて
いただきたいと願うばかりです。

   青空の下、行雲を眺めるように、ひとり「美術」を楽しみながら
   歳をかさねてきました。

   歳のせいで、美的感動を忘れそうになったら、また新たなる発見を
   期待して、実物を見にでかけることにいたします。

上の2文は、いずれも『ぼくの美術ノート』から。
先生は今、浮かぶ雲や飛ぶ鳥の美しさに心を奪われながら、新たなる発見を求めて
長い旅をされていることでしょう。

「道中お気をつけて。素敵な気づきがたくさんありますように」
この言葉を、追悼に代えさせていただきます。

                       「森本美由紀 作品保存会」一同






posted by チロリン at 17:09| パレットクラブスクール 二人展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月23日

ありがとうございました

5月22日をもちまして「ペーター佐藤・森本美由紀 二人展」は
終了いたしました。
この素敵な展示を実現してくださった原田治先生をはじめ、パレットクラブ
スタッフのみなさま、会期中に足を運んでくださったみなさまに
心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

残念ながら会場に来られなかった方たちのために、展示の一部を紹介します。

*『Water Power』ペーター佐藤
「ニューヨークタイムズ」に掲載されたジャンセンの広告。
水着の美女と北斎のような波しぶきの取り合わせが印象的な作品。
20160518153609.jpg

* 『Revlonの広告』 ペーター佐藤
この透明感と発色の良さ! サーモンピンクのプルンプルンの唇に目が釘付け!
1980年前後、エアブラシの作品です。
20160518153551.jpg

*『サンローラン』 森本美由紀
写真集を元に描いていますが、モデルが着た写真よりイラストの方が
かっこよかったりしますw。中央、モンドリアンをイメージしたドレスは、
作品集『システム・デ・ラ・モード』にバージョン違いが収録されています。
20160518153712.jpg

*『ゴルティエ』森本美由紀
J・P・ゴルティエ、1998年のオートクチュール。
雑誌『25ans』(ハースト婦人画報社)に掲載された作品。
20160518153639.jpg

会期中は何度かギャラリーに行かせていただきましたが、みなさんとても
熱心に観てくださっているのが印象的でした。
余談ながら、森本さんと私、共通の友人であるKさんは、展示を観に行って
パレットクラブスクールのフライヤーを手にし、「この金額でこれだけの講師の
方たちに教えてもらえるなら」と、その場で入学を決めてしまいましたw。
19期生の募集は今月20日で終了しましたが、イラストに興味のある方、
ぜひ門をたたいてみては?
「二人展」がきっかけとなり、第二、第三のペーター佐藤、森本美由紀が登場
することを、おふたりとも強く願っていると思います。

*イラストスクール 詳細
http://www.pale.tv/application.html#application
posted by チロリン at 11:14| パレットクラブスクール 二人展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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