2016年05月06日

「ペーター佐藤のシャネル」と「森本美由紀のサンローラン」

5月5日、「ペーター佐藤・森本美由紀二人展@パレットクラブ」が
ついに始まりました!
保存会メンバーはレセプション・パーティの少し前に会場に到着。
全てを原田治先生におまかせしていたので、期待でワクワクしながら
2階のギャラリーへ…。

…もう、言葉が出ないくらいにかっこいい!!!
2〜3作品ずつをひとつの額に収め、額の色もサイズも全て統一。
額を揃えることで、ふたりのイラストのサイズの違いが全く気にならないんです。
シンプルなのに迫力があり、もうとにかく「かっこいい!」としか言いようがなく…。
特にギャラリー中央、「ペーター佐藤のシャネル」と「森本美由紀のサンローラン」が
並ぶところは本展示の目玉かも!
「なんて贅沢なんだろう」と、何度も何度も眺めてはため息をつき、一周しては
また眺めてため息w。

それにしても今更ですが、ペーターさんのエアブラシの作品、すごすぎる〜。
真っ赤なルージュを唇から少しはみ出すように塗った、その唇の輪郭と
ルージュのラインの微妙な違いとか、イラストでここまで出せるものなのか!?
またそのお隣の美女のプルンプルンでツヤッツヤの唇も、今にも話しかけてきそうでw。
「ニューヨークタイムズ」に掲載されたという、ジャンセンの水着の広告用イラストも
素晴らしかったです。
凛々しい眉の、いかにもペーターさん好みの美女と北斎の波しぶきの融合!
…って、「何のこっちゃ」と思われたアナタ、ぜひその目で確かめてくださいw。

レセプションではお世話になった方、お世話になっている方、縁りの方、古くからの友人、
いつも応援してくださる方たちがたくさん来てくださり、人に恵まれた幸せを噛み締めました。
そしてペーターさんの奥様から「こんな形でふたり一緒に展示ができるなんて」と言われ、
不覚にも涙。
ここまで来ることができたのは、元はと言えばペーターさんのご遺族の計らいで
回顧展を開催させていただいたからに他なりません。

ああ、もう、すごい、本当にすごいです!
こんなにも素晴らしい二人展を企画し、開催してくださった原田治先生に、
改めて感謝いたします。
本当にありがとうございました。

「二人展」は、22日まで。
「築地市場の散策もかねてぜひ」と言いたいところですが、たとえ市場が
お休みでパレットクラブのためだけに来ても、絶対に損はないと確約します!
来てね〜〜!!
入り口がわかりにくいという声も聞いたので、愚息が「映画のセットみたい」と
ビックリしながら撮った写真、アップしておきますw。

↓詳細はコチラ。
http://www.pale.tv

パレット外観.JPG
posted by チロリン at 02:10| パレットクラブスクール 二人展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月23日

もうすぐです♪

5月5日から始まる「ペーター佐藤・森本美由紀二人展」。
着々と準備が進んでいるようです。
「ようです」というのは、今回はパレットクラブに全てお任せし、
保存会もワクワクしながらオープニングを待っている状態なので(^^;)

どんな展示になるのでしょうか〜。
先日、原田治さんにお会いしたときに「ペーターのファッション
イラストレーションが、どの程度枚数があるのかわからなくて…」
と言われていましたが、確かにペーターさんと言われてパッと
思い出すのは、頬をバラ色に染めた金髪碧眼の子供たちとか、
ブルック・シールズのような美少女のバストアップのパステル画。。。

「どうなのどうなの?」と知りたいモードを抑えきれず
ペーターズギャラリーに聞きこみ(?)をしたところ、
「森本美由紀展」でお世話になったAさんから以下のようなお返事が。

「4月5日に原田さんがペーターズに来てくれました。
エアブラシの作品を12点、パステル作品を2点
選んで頂きました。
5月2日にパレットクラブにて、額装作業をするそうです。」

エアブラシ! エアブラシの作品が観られるのですね!?
うっわ〜早く観たい!
1970年代、ペーターさんや山口はるみさんが描いたメタリックで
スーパーリアルなイラストレーションは、女の子のハートわしづかみでしたw。
渋谷公園通り、パルコ、ビックリハウス…。
あ〜全ての原点がここにあるw。

そんなことを考えて浮かれていたら、原田さんの娘さんからメールが。。。
「森本さんの作品は薄い紙に描かれたものが多く、どのようにマットに貼るのがよいのか」
とのご相談でした。
すぐに弥生美術館の学芸員の内田静枝さん(目録本の著者)から懇切丁寧なアドバイスがあり、
・薄紙の作品は同サイズの中性紙(無酸紙)を当て、その紙ごとピタックでとめる。
・コーナーピタックだけでなく、サイドピタックを利用する。
などなど、素人には何のことやらまったくわからない説明が図解写真とともに届きました。
内田さん、ありがとうございました!!!

会場では、岡山県立美術館のミュージアムショップで販売されたポストカードも
改めて販売する予定です。
これまでお世話になった方たちに総動員で協力していただき、二人展はもうすぐ
スタートします。
ペーターさん、そして森本さんも講師をされた、パレットクラブの教室が
ギャラリーになります。
しかも5月です!
森本さん(タマちゃん?)が大好きだった「ヴァン・ベール(緑の風)」に包まれて、
素敵な二人展になること請け合いです。
ハフゥ〜ン、みんな来てねン♪(byタマちゃん)

*詳細はコチラ。
http://www.pale.tv





posted by チロリン at 16:03| パレットクラブスクール 二人展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月19日

熊本地震

連日強い余震を繰り返し、緊迫した状態が続いている熊本地震。
森本さんと保存会代表・井出千昌の友人で、水引作家の内野敏子さんも
熊本市内で被災しました。
自ら避難所生活を送りながら、ブログで情報提供をしたり、炊き出しを
されたりしています。
↓日々の状況はこちらから。
http://uchinotoshiko.jugem.jp

熊本県では、平成28年熊本地震によって被害を受けられた被災者を支援
するための義援金を、4月15日(金曜日)から6月30日(木曜日)まで
募集しています。
https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15416.html

コンビニ各社でも、募金受付を開始しました。
みなさま、ご協力のほど、何とぞ宜しくお願いいたします。

    
                             井出千昌


posted by チロリン at 11:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月01日

「ファッションイラストレーション展」part1 今日から

築地のパレットクラブで今日から開催している「ファッションイラストレーション展」
part1に、保存会メンバーの tanuさん、あんころりんさんの3人で行ってきました。

part1は、パレットクラブスクールで現在講師をされている7名の方たちの作品展。
これほど豪華なアーティストの作品を一堂に鑑賞できるなんて贅沢すぎる!
ファッションイラストレーションというひとつの切り口で、こんなにもいろいろな
表現方法があるのかと驚かされる内容です。
明日は16:30から出展者の方たちの座談会もありますので、
ぜひ足を運んでいただきたいです♪

part1は4月17日まで開催。
ペーター佐藤さんと森本美由紀さんのpart2は5月5日から。
今日、岡山県立美術館から、原田治さんの元に森本さんの作品が届きました。
両展とも、お見逃しなく!

*part1 出展者一覧(敬称略)
網中いづる、飯田淳、上田三根子、河村ふうこ、平澤まりこ、前田ひさえ、吉岡ゆうこ

http://www.pale.tv

posted by チロリン at 23:12| パレットクラブスクール 二人展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月26日

「二人展」に思うこと

去年の5月のことです。
原田治先生の娘さんからDMをいただき、パレットクラブで開催されていた
『安西水丸とその弟子たち』展を観に行きました。

その日は治先生もいらっしゃって、カウンターで先生が煎れてくださった
美味しいお茶を飲みながら、7月から始まる弥生美術館での
『森本美由紀展』の話などをさせていただいたのですが、そのとき先生から
思いがけない提案があったのです。

「来年の春頃、パレットクラブでペーターと森本さんの二人展を
やりたいんだけど、どうでしょうか。森本さんも、きっと喜ぶと思うんだけど」
…どうでしょうかも何も、あまりにも嬉しくて、その場で
「よろしくお願いします!」と答えていました。

すぐに具体的な準備の相談をし、大半の作品が岡山のアトリエから弥生美術館に
移動している今がチャンス!ということになり、展覧会の開催中、
原田先生に弥生美術館に来ていただいて、作品の荒選びをしていただきました。
原田治さん2.JPG

森本さんは、ペーター佐藤さんが本名の佐藤憲吉名で仕事をされていた頃から
ペーターさんの大ファンでした。
まだ画風が定まる前、初期のイラストのなかには、ペーターさんの影響を
色濃く受けたものもあります。こんな感じに。
anan森本1.JPG

パレットクラブスクールでは、ペーターさんがファッションイラストレーションの
講師を務められていましたが、お亡くなりになったあとを引き継いだのが森本さんでした。
思えば森本さんがいちばん最初の個展をしたのもペーターズギャラリーだったし、
保存会のメンバーで回顧展の会場を探していたとき、「森本さんのためなら」と
会場を提供してくださったのもペーターズギャラリーでした。
ペーターさんのご遺族のご厚意がなければ、会場を借りることもできなかったし、
その後の弥生美術館、岡山県立美術館へとつながることもなかったと思います。

高校時代の森本さんは、ペーターさんと共に、原田治さんの大ファンでもありました。
学生時代に真似をして描いた、オサムグッズのジルと思しき女の子のイラストは
弥生美術館でも展示されていたので、「これは!」と思った方もいらっしゃるのでは?

原田治さん、ペーター佐藤さん、大好きなおふたりと一緒に仕事ができるなんて、
森本さんが知ったら、「ええーっ、ホントにいいのォ?」って言いそうですw。
『ファッションイラストレーション展』のサブタイトルは、
「先輩から後輩へ受け継がれるファッションイラストの仕事」
この展示を観た人が、第二のペーター、森本美由紀になってくれるといいなあ。。。

原田先生のブログでも、この展示について語られています。
読んでいたら泣けてきた。。。
森本さんに読ませてあげたかったブログです。。。

http://d.hatena.ne.jp/osamuharada/20160325

posted by チロリン at 22:56| パレットクラブスクール 二人展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする